

効き服とは、ずばり「大人の悩み」に効く服。体型の悩みや美容の悩み、コーデの悩みなど、数ある大人の悩みをあらゆる面から解決してくれる絶好な1枚を、おしゃれ迷子の救世主・大草直子さんが厳選し、着回しで“効きポイント”を解説します。悩みがある人こそ是非知ってほしい! 今回、私たちを救う究極の「効き服」はこちら。
PROFILE

大草直子 / スタイリスト
1972年生まれ東京都出身。大学卒業後、現・ハースト婦人画報社へ入社。雑誌の編集に携わった後、独立しファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。WEBメディア「AMARC(amarclife.com)」を主宰。@naokookusa


大人の身体の丸みになだらかに沿ってくれる。
360度どこから見ても美しいナロースカート
360度どこから見ても美しいナロースカート


ハイウエストに設定した太幅のベルトと
ツータックでおなか周りをすっきり
ツータックでおなか周りをすっきり

やや台形のシルエットで足さばきも良い
大人にちょうど良いタイト感
大人にちょうど良いタイト感

ふっくら感のあるジャージー素材が
ラインを拾わずキレイ見え
ラインを拾わずキレイ見え
「女性が、自分で思うウイークポイントって下半身に集中していますよね。ぽっこりお腹や腰や太ももの張り、膝が丸いなど、その悩みすべてをシャープに見せてくれるのがこのスカートです。特に私が良いなと思うのが、すっきり見せる縦長ラインなのに四角すぎない、やや台形のシルエット。四角になるとそこからはみ出るラインが気になるけれど、これは女性の身体の丸みに沿ってくれるんですよね。服に合わせるのではなく、自分の身体に合わせてくれるのが、“大人の効き服”の最大ポイントだと思います。着ている間ずっとお腹を引っ込ませてないといけなかったり、下着のラインが気になったり、そんなストレスと無縁。360度どこから見ても大丈夫と、自信を持って着られる逸品です」
01
着回し
サマ見えリラクシーナロースカート
×グレージュTにサマーニットを肩がけ
×グレージュTにサマーニットを肩がけ



実は合わせやすいテラコッタ
カラーのスカートを主役にして
カラーのスカートを主役にして
「スペインのテラコッタ、バーンレッドのようなスカートの色味は、大地の色にも白や黒、ネイビーにも合う、実はすごく使いやすい色。グレージュのTシャツにグレージュのサマーニットを肩がけしてアーシーにまとめると、リラックス感がありながら強さもある、大人な着こなしになります。また、Tシャツをインしても気にならないウエストまわりも優秀で、色々と逃してくれるのでノンストレス!」
- T-shirt ¥3,850ONLINE STORE
- Knit ¥6,490ONLINE STORE
- Skirt ¥5,390ONLINE STORE
- Bag ¥4,950ONLINE STORE
02
着回し
サマ見えリラクシーナロースカート
×黒のチュニックシャツ
×黒のチュニックシャツ


光沢のある黒シャツを合わせて
カジュアルドレスアップに活躍
カジュアルドレスアップに活躍
「友達とご飯を食べに行く時や、アート展、ちょっとしたイベントなどのカジュアルドレスアップって、一番難しいゾーンじゃないですか? 気張るのも恥ずかしいし、かといってカジュアルすぎるのもダメ。そんな曖昧なドレスコードにぴったりなのがこういうスタイル。華のあるスカートにツヤのあるシャツ、仕上げにミニバッグを持つと、気負いのないドレスアップが完成。迷わずに着られるので、1枚あると重宝しますよ」
- Shirt ¥6,490ONLINE STORE
- Skirt ¥5,390ONLINE STORE
- Bag ¥9,350ONLINE STORE
Naoko’s advice
「効き服」をより効果的にするには
ヌーディなサンダルで季節を感じさせて

「カットソー素材で3シーズン着られるアイテムなので、この時期はヌーディなサンダルで季節感を投入しました。また、存在感のあるテラコッタカラーのスカートは、トップスとシューズを同色でサンドイッチするとバランスよく決まります」
今回からの新連載、大草直子さんの「効き服」はいかがでしたか?
これからも究極の「効き服」を紹介していきますので、お楽しみに!
これからも究極の「効き服」を紹介していきますので、お楽しみに!
STAFF
Model & Styling:Naoko Okusa
Photo:Tomoko Meguro
Hair & Make-up:Tomoko Kawamura
Edit &Writing:Mina Yoshioka
Photo:Tomoko Meguro
Hair & Make-up:Tomoko Kawamura
Edit &Writing:Mina Yoshioka