HER I AM.

「すべては私たちのなかに」
ブランドが大切にしている思いは、
アクティブに動き続ける彼女のライフスタイルに
共鳴し続けていました。
その原動力は一体どこにあるのか。
今回はモデル・HARAを突き動かすものを紐解いていきます。

what is HARA

Name: HARA(ハラ)
Occupation : モデル

これまで数年に渡り、HEREIAMを表現してきたモデルのHARAさん。多くのブランドからも注目され続ける彼女は、 モデルとしての活動だけに留まることなく、ダイニングやブランドPRのほかディレクションも手がけるなど、マルチに活躍中。

HARAさんがいま携わっているお仕事は
どんなものがあるのでしょうか。

現在はモデルのほか、表参道にあるレストランや友人のブランド、ギャラリーなどをお手伝いしています。でもどんなポジションで動いているのかというと、実は難しくて。
例えば飲食では、ホールに立つだけでなく、経理からブランディングの仕事まで携わっています。海外出張に行くこともありますね。ポジション関係なく、好きなことを頑張ればいい、というのが私の信念。

もともとはアパレル会社で社員として6年くらい働いていました。24歳のときにモデルの活動が本格的になり、退職してアルバイトとして働くようになりました。
プライベートでも仕事でも、先輩後輩関係なく知り合いが多くて。友達同士の気軽な相談の中で、友人が関わるブランドのコンセプトや打ち出し方に迷っている話を聞くうちに、アドバイスから次第に内部へ入る機会が増えていきました。

嬉しいことに仕事の相談をされることが多く、自分が求められているな、と思ったことにはどんどん首を突っ込んでいくタイプ。
ただ、逆に何を求められているのかをしっかり見極めることを一番大切にしていますね。

求められていることを
見極めるとありましたが、
どのように見極めるのでしょうか。

基本的に「私だからできること」を考えて仕事を受けるようにしています。必ず私に相談してくる、仕事を依頼している理由があるはず。だから、まずは悩みの根幹を探るようにしています。

例えば、モデルという仕事柄パーティーに顔を出す機会が多いので、イベントやPOPUPでの人を集めや、提供メニューを考えることは得意。ブランドのPRも、自分の繋がりを使うことや、これまでの経験を生かしたフィードバックができます。

相談事を深掘っていくと、実際聞いた話とは別のアプローチ方法で解決に導くことができる場合も多いです。なので、ディスカッションを大切にしています。
話を聞いた結果、いい意味で「私じゃなくてもできる」と判断すれば、別の人を勧めるかも。でも、私ならもっとよくできそう、と少しでも思えたらとことん動きます。

とことん動くというのは、
どんなことをするのでしょうか。

私自身、人を笑顔にすることが大好き。何かを「GOODの方向に持っていく」ことにやりがいを感じています。どうしたら笑顔の数が増えるのか、というのがすべての軸にあり、そのためにどんな仕事も、寝る間を惜しんで全力投球できる性格で。

最近だと、知人が作ったうどんの半生麺を売る仕事を手伝っていますが、もちろん営業のルートなんて持っていません。ひたすらWEBで会社を調べてもくもくと電話をする。ほとんどの企業からお断りされてしまいますが、めげずにアプローチし続けています。一見、無謀に思えるかもしれませんが、この時は仕事にならずとも何かしら縁ができることは収穫になります。何より、折れずに続けることは、仕事をするうえですごく大事なこと。

お話を聞いていると、
華やかな仕事だけでなく
活動しているのだと知って驚きました!

モデルという仕事柄、クールに見られてしまいがち。ファッションの業界にいると、努力を見せずスマートに仕事することがかっこいいと思われている気がして。

今大切にしていることは、自分の中での100点を目指すこと。小さくとも「ここが達成できたら100点」だ、と思える目標を立てる。それをひとつひとつ丁寧に100点に近づけるために努力する。毎日この積み重ねです。
仕事の中には地味な作業もたくさんあります。今携わっている仕事もそうですが、何事も経験を積むことでご縁が繋がるし、私が貢献できる仕事も増えていく。
もちろん、HEREIAMさんとのご縁もそのひとつです。

努力を隠さない姿勢が、
HARAさんの強さに
繋がっているんですね。

アピールもしませんが、ダサいと思われてしまうような努力を隠すこともしない。いい意味でモデルらしくないというか。POPUPの手伝いに入ったとき、遊びに来てくれた友達に「忙しそうだよね」と言われることも多いですが、バタついてる様子はそのまま見せちゃいます。実際に忙しいし、そのリアルさを隠したくなくて。

がむしゃらに生きることって、とても大事だと思います。仕事でものすごく怒られた経験もありますが、それでも前を向いて、また頑張る。裏方で頑張っている、すっぴんのまま汗を流して働く姿ってかっこいい。やっぱり努力の先には、いいものが見えてきますよね。

すべては自分の中にある。
仲間の笑顔を見たいから、
自然と体が動く。

ブランド名でもある「HEREIAM」には、自分の原動力はすでに自分の中にある、という思いが込められています。
今回話を聞いたHARAさんは、ビジュアルで表現するモデルの仕事とは裏腹に、泥臭くとも常に努力を続けています。その原動力となっているのは仲間や人々の笑顔。
「特に飲食店はリアルタイムでお客様からの笑顔を受け取れるので、ものすごくやりがいを感じます。ほかにもモデルとして登場したブランドの服が売れたよ、とか、些細な感謝の気持ちが私の中に蓄積され、より頑張る理由になっています」

「枠に捉われず、自分にできることは何でも全力で取り組みたい」と、今後の挑戦を楽しみにしているというHARAさん。さまざまな経験を経ることでより強くなる芯の強さは、私たちブランドが成長し続ける姿とリンクするものを感じました。今後もHEREIAMとともにシーズンを重ね、彼女がたどる生き様を見続けていきたいと思います。

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