スタイリスト石井あすかさんとつくった
手編み風のざっくりニットアウターができました。

肉厚でしっかりとしたつくりと
チクチクしないやわらかな肌あたり。
ドルマンシルエットで中にニットも着込める
真冬も乗り越えられる暖かさ。
ベーシックで長く着られるデザインと
色合いにもこだわり、メンズライクにも
フェミニンにも自由自在に楽しめます。
この秋はサロペットやフリルブラウス、
レースのスカートなどと合わせる
ナチュラルなスタイリングがオススメです。

ネイビーニット×白サロペットで
重くなりがちな秋冬もクリーンに

ニットアウターにリネンサロペットを合わせれば大人カジュアルに。2枚仕立てのショールカラーは、中に合わせるインナー次第でいろいろな表情が楽しめるのが魅力。首もとや袖口からブラウスのフリルをのぞかせて女性らしさを添えて。背中はケーブル編みの縦ライン入りでスラッと見える視覚効果も。

ラッフルフリルのブラウスは真っ白ではなく、着こなしに少し変化がつけられるほのかなブルーがポイント。スカラップレースのスカートは、動くたびに裾のフレアがきれいなシルエットを描きます。メンズライクな帽子やブーツでレースやフリルの甘さを控えめに。

シンプルでゆったりとしたサロペットはリネン100%のツイル素材で1年中着られる素材感。デニムのようにも見えるネイビーブルーと白のロンTとのテッパンの合わせの上から秋はカーキのコートをラフに羽織ってワークスタイルに。


ドット柄スカーフをアクセントに
衿もとコーデを楽しんで

ざっくりニットにボリュームのあるロングスカートを合わせたスタイリングもこの秋のオススメ。深みのある赤スカートと首もとにキュッと結んだドット柄スカーフで女性らしく。ニットアウターは着丈と身幅の絶妙なサイジング着ぶくれしにくく、背中と同様に両袖にもケーブル編みのラインが入っているのがデザインポイント。


石井 あすか(スタイリスト)

1975年東京生まれ。短大時代にアルバイトしてた編集部でスタイリストの仕事に興味を持つ。スタイリストアシスタントを経て2000年に独立。「大人のおしゃれ手帖」をはじめ大人の女性のスタイリングを中心に活動。着心地の良さを大切にしたきれいめカジュアルやカラーを効かせたコーディネートを得意とする。著書に「小柄な大人が素敵に見えるー着こなしのルール」(宝島社)「50代からのもう悩まない着こなしのコツ」(主婦の友社)などがある。